新年のご挨拶と新しく始めたこと

あけましておめでとうございます。

旧年中は温かいサポートをありがとうございました。

2024年も皆様にとって、健やかな年となりますようお祈り申し上げます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


昨日、冬休みの授業が終了いたしました。

レベルアップコースで授業回数を追加していただいたり、今月の英検に備えた問題演習など、通常授業よりも密度の濃い冬休みになりました!

元気に通っていただき、ありがとうございました!

【新しく始めたこと(高学年)】

今月に英検4級を受験する生徒様が多く、それをきっかけに本格的な文法の学習を始めました。

5級では、日常的な単語やフレーズを知っていれば答えられるのですが、4級では文法知識を持っていないと理解できないことが多くあります。

そのため、小学生でもわかりやすいように、単純なプリントを使用して「主語や動詞の使い分け」「過去・未来・現在進行形」などの学習をスタートしています。

そして、習った文法を使って英文を自分で作っています

英検の問題形式がリニューアルされる背景には、今後の日本の英語学習指導要領の方向性が大きく関わっています。

知識や技能の習得だけではなく「目的や場面、状況に合わせたコミュニケーションが取れる力を育成すること」が求められていきます。

これは、日本の英語学習に不足している「アウトプット」量を増やすことと考えてよいと思います。

見本の英文をリピートしたり書き写すのではなく、自分自身の考えを英語で表現できる力です。

これは学校の成績や英検対策のためではなく、自己表現は言語を話すことの元々の目的です。

「言語を習得する」という、本来の目的に沿った学習に移り変わっていくことは良いことですね!

話が逸れましたが、英作文を始めたことは「英語で自己表現をする」ことに慣れてほしいからです。

英語を使う場面が現実に起こったとき、対応できないと英語を学んでいる意味がありません。

習った文法で「問題を解く」のではなく、「思い通りの自己表現ができるようになる」ことを目指しています。

頭の中で英語を組み立てて、実際に話すことができるように。

文法を説明したあと「じゃあ、知っている単語を使って、自分の文章を5文作ってみよう!」と始めると…

みんな「う~ん…」と考え出します。

(この単語を使いたいけど、英語で何ていうのかわからない…)と思った生徒様は辞書を手に取ります。

興味のある言葉が「英語でこう言うんだ!」というきっかけになります。

文章を作ったあとは「この単語には”a”を付けよう」「ピリオドが抜けてるね」など、添削をしています。

これを続けることで「名詞に”a”や複数の”s”を付ける」「前置詞を付ける」など、抜けがちなことに気を付けられる習慣がつきます。

日本語と英語は語順や考え方が違いますので、英語の語順とルールに慣れ「言いたいことを言いたいように」伝えられる力を育てていきます。

文章を作ったあとは、自分の英文を音読して発話練習です。

「声に出して練習する」ことは、思っている以上に重要です。

たくさん言えば言うほど、口が英語を覚えて、スムーズな会話ができるようになりますよ!

【EICHI ENGLISHまもなく1周年】

2023年1月10日に新規開講したエイチイングリッシュが、もうすぐ1歳になります。

開講年度からたくさんの生徒様に通っていただき、賑やかな教室になったことを心より感謝しております。

ありがとうございます。

今後も、英語を生活の一部として楽しんで学んでいける教室になるよう、より一層精進してまいります。

引き続き、よろしくお願い致します!